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三菱“パリダカ”優勝報告会、開かれる
(04.01.29)
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三菱“パリダカ”優勝報告会、開かれる
「テレフォニカ・ダカールラリー2004」で総合優勝した三菱自動車は、2004年1月28日、都内ホテルで優勝報告会を開いた。4輪初Vのステファン・ペテランセル、惜しくも3連覇を逃したものの2位でゴールした増岡浩らが出席し、今年の“パリダカ”の戦況を語った。
左から、三菱「パジェロエボリューション」で4輪初優勝を遂げたステファン・ペテランセル、「パジェロ」でエースドライバーをサポートし、今回女性最上位の5位でゴールしたアンドレア・マイヤー、そして惜しくも2位に終わった増岡浩。
■「チーム・スピリット」
三菱とパリダカの関係は古い。1982年5月にデビューした本格オフロード四駆「パジェロ」を、1983年の第5回大会で投入。以来、ポルシェ、プジョー/シトロエンといった数々のライバルたちと戦い、今年の第26回大会で、4年連続、9回目の総合優勝、そして8度目の1-2フィニッシュを飾った。
「英語はあまり得意じゃないんだ」と苦笑しながらインタビューに答えるフランス人、ステファン・ペテランセル。2輪で6回優勝したベテランは、2輪と4輪の差をたずねられ、「モト(バイク)は、マシンの操縦もナビもひとりでやらなければならないから大変」とコメント。ライバルの増岡浩については、「尊敬しているドライバーだし、、僕のフレンドでもあるんだ」と話した。
ロルフ・エクロート三菱自動車社長兼CEOが「パイロット(ドライバー)、ナビゲーター、エンジニア、クルーたちの“チーム・スピリット”による勝利」と称した今回のラリーは、ペテランセルと増岡によりトップが争われた。
三菱「パジェロエボリューション」が総合1位の座についたのはスペインでのSSを終えたラリー3日目、1月3日から。その後18日のゴールまで、三菱車以外が首位につくことはなかったという事実が、三菱の優位性を物語る。
ラリー大半をリードしたのは、昨年同様ペテランセル。チームメイトの増岡が追い上げ、6日目には増岡が総合1位を奪取した。
増岡にとって、8日目におかした“痛恨のミス”が、結果としてゴールまで尾を引くことになってしまった。
3連覇の夢は叶えられなかった増岡浩。悔しくないはずはないだろうが、チームプレイに徹し、2位を受け入れたその顔は、穏やかに見えた。
「何万回やるギアチェンジのうちの、1回をミスしてしまった」と振り返る増岡。トランスミッション修復に1時間23分を費やし、首位ペテランセルは遠のいてしまった。
「プロドライバーは、チームのことを考えて走るのが仕事」という増岡は、トップ争いが過熱して同士討ちになるような事態を避け、その後三菱の連勝をチームプレイでサポートし、2位でダカールにたどり着いた。
「チームメイトであり、一番のライバル」(増岡)のペテランセルは、過去2輪で6回優勝したことのあるパリダカのベテラン。昨年、三菱でリードしながら、残り2日というところで岩に激突しタイムロス、勝利を増岡に奪われた経緯がある。
「4輪で勝つことが夢でした。これからも勝利を目指したい」という38歳のフランス人は、「憧れのひと」と慕うユベール・オリオールに次ぐ、史上2人目の2輪・4輪ダブルウィナーとして、晴れやかに壇上にあがった。
(webCG 有吉)
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